大崎上島の自然を愛し、
次世代にあこがれてもらえるような農家になりたい 

T-Farm代表 谷口 徳行 Noriyuki Taniguchi

生産品目

  • 柑橘類:はるか、極早生、いしじ、普通温州、紅八朔、不知火、レモン
  • オリーブ
  • アーモンド
  • 百花蜂蜜
  • みかん蜂蜜

自然豊かな大崎上島で、若い子が目指してくれるような農家になりたいと日々奮闘

谷口さんは、山と海に囲まれた大崎上島に魅力を感じ農業を始め、現在は島で唯一の養蜂家兼柑橘農家を営んでいます。
谷口さんの農園では農業へ少しでも興味を持ってもらおうと、様々な活動を行っています。

  • 農業に興味のある大学生に対し柑橘の収穫体験
  • 地元の高校生に対し蜂蜜絞り体験
  • 養蜂についての講演

といったイベントを開催。
谷口さん1人で、20名を受け入れ収穫体験を行うこともあるとのこと。それも全て「若い世代に農業に興味を持ってもらいたい」という谷口さんの強い思いがあります。
現在は、若い世代へ本格的な研修を行うことができる「認定農業者」という資格の取得を目指しているといいます。

『おいしい』と言ってくださるお客様のために

「おいしい!」とシンプルに感想をいただくことを一番の楽しみにしている谷口さん。
谷口さんの作る蜂蜜は「非加熱・未加工・無添加」つまり生のまま瓶詰しているので、大崎上島に咲く様々な四季折々の花の香りを楽しむことができます。
また、今年の大崎上島では降雨が少なく安定して乾燥した日が続いたため、例年より糖度が高くおいしい百花蜂蜜ができたといいます。
※湿度が高く雨が多いと、蜂蜜に水分が多く含まれてしまい糖度が下がると言われています。 

大崎上島の蜂が採蜜するお花(一例)

  • 3月 アーモンドの花
  • 4月 菜の花、さくら
  • 5月 みかん
  • 6月 アカメガシワ、クローバー
  • 7月 早めに咲いた向日葵

養蜂の楽しみと苦悩

蜂の世話をしていて、蜂達が無事に生活できていることや蜂蜜が順調に集まっていく過程を確認できるのが、日々養蜂をしている中の楽しみだと谷口さんは仰います。
一方で、毎年の課題である天敵であるスズメバチの来襲や蜜蜂達の越冬の対策には柑橘類の収穫時期と重なり、より一層の苦難の道のりが続きます。
しかし、谷口さんは蜂達にストレスを与えないため、薬剤等を極力使用せずに蜂達が快適に過ごせるよう自らの手で作業しています。

おすすめの百花蜂蜜召し上がり方

クレープやプリンなどのスイーツを作るとき砂糖の代わりに使用するのはもちろん、最後にかけて食べるとより香りを楽しむことができます。
また、豚の生姜焼きや照り焼きチキンなどの料理に使うとコクがアップします。
谷口さんのイチオシはハニートースト。こんがり焼いたトーストにアイスやクリームを載せ、百花蜂蜜をたっぷりかけてお召し上がりください。

谷口さんからのメッセージ

純粋な大崎上島産の非加熱『生百花蜂蜜』をお届けしますので、色々なお料理に使っていただき「おいしかった!」とお言葉を頂けると嬉しいです。
来年はより一層養蜂に力を入れていき、味はもちろんのこと、大崎上島の養蜂仲間も増やしていけたらと思います。
想いの詰まった「大崎上島産の純生百花ハチミツ」を是非ご賞味くださいませ!